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草木染め・オリジナルテキスタイルで作るカジュアルウェア

ABOUT成り立ち/ HISTORY

- 夫婦でスタートした小さなお店 -



偶然のタイミングが重なってはじまったUZUiRO。
家族、仲間たちと共に、これまでに至る成り立ちをご紹介いたします。


【2015年】 - 開業前は趣味からスタート -

実は、公立中学校で理科の教員として働いていた妻OREO(オレオ/当時26歳)。
第一子(だるま店長)を授かり育児休暇中でした。

そんな空き時間で、着古した服を切り合わせてパッチワークし、”もったいない”を小物に変えていました。

すると、そのデザインが好評で、友人から直接、製作を頼んでもらえるようになります。
これが当店のスタートのきっかけです。

元々イラストを描いたり、何かを生み出したり作り出すことが大好きでした。
(商品、お店のロゴやフライヤー、その他デザインは、OREOが担当しています。OREOイラストや過去の絵本作品↓)


【2016年1月】 - 空家だった築70年のばあちゃん家を改装する-

ばあちゃんが亡くなって10年以上、ずっと空き家で物置になっている家がもったいない。
第一子を授かったばかりだし、平屋に住みたいから、ここに移住しよう♪

と、単純な発想から、長らく離れていた 夫ATCH(あっち)の故郷である、愛知県西尾市一色町へ引っ越すことになります。

妻OREOは、"DIYで好きな空間を作ってみたい" という考えがあったので大賛成。
夫ATCHにとっては、幼少期に住んでいた愛着のある家でもありました。

改装をする時期は、体調を崩し会社を退職するという大変な状態だった夫ATCH。
闘病をしながらも、子どもを抱きかかえ、自ら改装をはじめます。

物置状態だった家は、片付け、掃除から始まりました。とにかくそれが大変!
しかし、そこには古い昭和の懐かしいものがたくさんあったり、もともとある形を生かして、どんなふうに変化させるかワクワクしていました。

この時はまだ、作品ギャラリーを「住居の中に一室だけ作ろう」と考えていただけでした。


- 染色との出会い -

趣味だった妻OREOのモノ作り。夢中になっていくにつれ、使いたい生地が増えていきました。
いろんな生地を探していく中で、なんとも言えない色味の美しい個性溢れる生地に衝撃を受けます。
それは同じ市内で、天然染料を使って手染めをし洋服を作っている作家江本さんの染めた生地でした。

『教えてください!!』

という言葉が口から飛び出し、染色も始めることに。

当時理科教師だったOREOは、天然染料による染色が「化学反応」を使った理科の分野でありながら、反対に「自由な表現方法」も併せ持っていることで、どハマりしたのでした。

特に、均一にすることが難しい草木染めの「不確実性」が自分の製作スタイルと合っていました。


- イベントやマルシェで手売りする日々 -

生地を買い、染色し、縫製する。やり出したら止まらない夫婦は、週末にイベントへ出かけては、手売りをする生活がはじまります。

夫ATCHは、サウンドデザイナー、そして営業という職歴だったことから、"演出すること"が得意でした。
そこで、妻の作品をプロデュースすることに。

自作のホームページを作ったり、商品展開、売り方、見せ方など試行錯誤。

すると、少しずつですが、お客様に自分たちの作品が伝わるようになり、購入していただける機会が増えていきました。
次第に「妻OREOが製作担当、夫ATCHが運営担当」 という形が出来上がり、さらに、拍車がかかり、没頭していきました。

隙間を見つけては、空き家だったばあちゃんちの改装も続け、当初は住居にするつもりだったはずが、いつの間にか全てをお店として使うことに。

様々なお客様と出会う中、

"自分たちの作ったモノで、喜んでもらいたい"

という想いが大きくなり、開業を決意します。
同時に、妻OREOも教師を退職しました。


- 開業後、突如カナダ出店ツアーへ -


開業して間もなく、店舗オープンの準備も放ったらかして、カナダ出店ツアーへ1ヶ月間も出かけてしまいます。
作務衣を作って持っていったりと、現在もこの海外の体験がモノづくりに大きく影響しています。


生後半年のだるま店長も同行。ジャパンフェスティバルなど、5つのイベントに出店しました。
こういった思いっきりのいい行動も、今のお店のスタイルの基盤となっています♪


【2016年10月 】- 渦uzuの店舗オープン -

手売りを繰り返すこと約1年、ついに店舗がオープンしました。
小さな田舎町、鉄道も廃線となった、西尾市一色町。
さらに、立地は奥まった場所にも関わらず、近隣、遠方から300人ものお客様がご来店!!
新たな門出を迎えることができました。

2017年には、ひっそりとオンラインショップもスタート!!

全くの素人でしたが、写真を撮り、商品をアップしていきました。当初の商品ページを振り返ると、本当にお恥ずかしい限りです、、、(苦笑)

毎日毎日、頭を悩ませながら「こうしたらもっと良くなるかも!?」と取り組み続けた結果、カラーミー大賞では2022年に地域賞、2023年には優秀賞と2年連続で受賞をすることができました。オンラインショップは、現在も改善の日々ですが、時代の流れと共に当店の運営の柱となるまでになりました。


- 地産生地との出会い -

お店の運営をしていく中で、必要な生地も増え、仕入れ先を探し回るようになります。

「そういえば小さい頃、友だちの家が機屋さんって話がよくあったはずだけど…」

そんな記憶から、近隣にある機屋さんを探して見つけては、飛び込みで訪問し、生地を触らせてもらいました。

何より子育て中の夫婦にとっては、遠方への出張ができない環境で、
車ですぐに行って帰ってこれるという近場で完結できる製作ならありがたい!!
輸送コストもかからないしね♪

と軽い気持ちで工場を回り始めたのですが、
もともとアパレル業界や繊維業界と全く無縁だったので、仕入れなどの知識は全くなし!!
最小ロットにも満たない無理なお願いをしたり、失敗やご迷惑をおかけすることの繰り返し、、、
今思えば、そんな私たちにご協力をいただいたご主人のみなさまには感謝しかありません(汗)。

地元三河湾沿岸部にある織物業界では、三河木綿、知多木綿などの独自の強みを生かした新たなブランディングを広げようと奮闘されていました。

繊維関連工場の現場作業を見て、そこでお話を聞くことで、地元素材に惹かれていきました。
産地特有の技術を磨いてきたたくさんの職人さんと、積み上げられた歴史やストーリーがあることを学び、いろんなこだわりと想いを教えてもらいました。

(写真 三河木綿織元)

かつて綿織物の一大産地であった三河地方。それに付随し、紡績業者、染色業者、縫製業者、資材問屋など一気通貫の繊維産業が形成されてきました。しかし、海外生地の流入、バブル崩壊と共に、様々な繊維関連業者が激減したという背景も生産現場で肌で感じることに、、、

"生産者のこだわりと想いを知り、商品にきちんと反映させよう!!"
"地域の魅力を発信していこう"

と決意!!
素材やデザインも徐々に変えていき、できる限り地域色を大切に製作するようになりました。

苦労して生産された生地を、大切に使いたい!!」
夏場は汗だくになりながら、苦労して生産する姿を見させていただいてきたからこそ感じる想い。
その想いを強く感じたことが、
今のブランドの方向性を決める大きなポイントとなりました。

 


(中日新聞に掲載されました。その他、メディア掲載一覧はこちら)


- クリエーターとの出会い -

運営していく中で、気の合う作家さんとコラボするようになります。

コラボクリエーターのみなさんと、様々な感性やデザインの作品が販売されるようになりました。そのままスタッフとして働いてもらったりと、素敵なメンバーが当店で活躍してくれています♪

(クリエーター紹介こちら)


【2017年3月】- 染め体験スタート -

「自分でも染めてみたい」

そんなお客様のお声がきっかけで、染め体験をお試しで開催してみました。
すると、思いのほか好評♪

:製作の様子を知ってもらうには、体験はいいかもしれない。
:西尾市へ来てもらうきっかけになるのでは。

そんな想いも加わって、染め体験のアクティビティをスタートさせます。

一色町産のうなぎを食べに来がてら、体験をしてくださるお客様がたくさんいることが分かり、地元の魅力にあやかりながら、様々な体験コースを増やしていきました。
染め体験はこちら


【2017年】- TV取材をしていただく -

CBCテレビの番組にて、渡辺直美さん、アジアン馬場園さんにご来店いただきました。



収録に加えて、たくさんのお買い物をしていただき、その後かなりの反響が!!
その他メディアにも取材していただいたこともあり、
夫婦2人では製作、販売、ワークショップを行うにはパンク状態!さらに、第二子(きりん副店長)を授かり、妻OREOの産休も含め運営の大ピンチに。

それを機に、夫婦だけでやり切ろうとするのではなく、お客様に安心して商品をお届けできるよう、しっかりと運営できるように体制を整えていきます。

組織体制、業務内容、スタッフも増え、この時期から地元の様々な繊維加工業者様にご協力をいただく製作が増えていきました。


2019年には二度目のご来店をしていただきました♪


【2018年9月】- 初の合同展示会へ参加 -

合同展示会Mag.へ初出展しました。

三河木綿刺し子織りのアイテムの展開をスタートしました。
(あいち中小企業応援ファンドに採択されました。)


- 常にお店を自分たちで改善する -

お店を開店して以来、自分たちでお店の空間をアップデートしています。

ショップギャラリーや、染め場、薪ストーブを導入するなど、好きな空間作りのDIYに終わりはありません♪
商品、空間、そして、ライフスタイルも含めて、お客様と共有できるように心がけています。


- 環境について考える -

当店のすぐ近くに持ち上がっている、日本最大級の産業廃棄物最終処分場の建設計画。
三河湾への環境を考え守るための活動へ参加しています。(Amor a Mikawawan
西尾市内では政治的にも大きな問題として扱われており、身近なきっかけからこんなテーマを掲げるようになりました。

"どこかで不要になったものを、アイディアと感性で"面白い"に変えよう!!"

お店作りをはじめた時から感じていた想いを明確にし、環境への負荷を軽減するために、小さなことから取り組むようになりました。

それとともに、地元農産物を使った染色もスタート。
現在は西尾の抹茶で染めた商品も展開中!赤堀製茶さんから飲むための品質基準を満たせなかった抹茶を使用しています。

2020年には、石川メリヤスさんのご協力もいただき、MOTTAiiNAの新ブランドもスタートさせました。
工場で余ってしまう素材を、新しい価値に変えて商品を企画しています。MOTTAiiNAをさらに詳しく )
( 環境への取り組みについてはこちら )


【2021年3月】- 法人化 -

株式会社渦japanとして再スタート!ブランド名もUZUiROと変更しました。

 

【2021年12月】- UZUiRO FACTORY オープン-

より安定した製作のため染色機を導入した新工場ができました。
手作業と機械によるハイブリッドな染色の生産体制を構築しました。

【2023年1月】- コンテンツ用撮影スタジオ -

インスタグラム を中心とするコンテンツを充実させ、お客様により身近にUZUiROコーデを提案する体制が整いました。
uzuiro公式インスタグラム → UZUiRO @uzu.jp

 

【2023年1月】- 縫製室リニューアル -

サンプル作成や小ロット中ロットの生産に対応する縫製室ができました。
日々、UZUiROのアイディアを形にしています。
製作の様子は、インスタから→UZUiROデザイン部 @uzuirostaff.design

 

ゆっくりとした成長とともに、常に色々な課題を乗り越えながら、
さらに良いお店となれるよう、支えてくださる仲間達、そして、お客様によってできる空間を大切にしています!
みなさまとの温かいつながりができるようなお店になるため日々奮闘中です!!

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