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草木染め・オリジナルテキスタイルで作るカジュアルウェア

イベント情報「MOTTAiiNA」(モッタイイナ)について2020.10.12

これまで、三河湾沿岸部の素材をメインに草木染めを施した商品を展開してきた当店は、
2020年秋冬より新たな企画にチャレンジしていきます!!

その名も「MOTTAiiNA」(モッタイイナ)♪

これまでの商品とは違った切り口の企画です。
なぜこの企画をスタートするに至ったかを今回は知っていただけたらと思います。

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当店では、開業当初から少しでも、

不要になったものを、アイディアと感性で”面白い”に変えよう!!

というテーマを掲げ、微力ながら様々なことに取り組んできました。詳しくはこちら

数々の取り組みをしてきた中で、大きな成果をあげていることがありました。

それは、
「行き場を失っている生地や糸、ハギレなどの山々を、気がついたらかなりたくさん有効利用していた」
という事実でした。

その量をざっくりと計算してみると、
この3年の間で、生地にしておおよそ10000メートル以上に達してしていたんです!!

「それって新しい価値として、しっかりと皆様と共有したほうがいいんじゃないか。」
夫婦で意見が一致しました♪

日々、衣服を通してローカルストーリーをお届けすべく、三河湾エリアの繊維加工工場を走り回る私たち。
行き場を失っている生地や糸、ハギレなど、「なんとかならないか」とよくご相談を受けて、買取り・引取りを行なっていました。

糸や生地が残ってしまう理由を現場でお聞きしてみると、

例えば、発注側が生産をお願いした場合、工場では常時不足なくお届けできるように余分に糸や生地をストックする。

しかし、売れ筋製品の変化が早い近年では、継続的な発注がパッとストップすることも多々あるそう、、、
すると、余剰でストックしていた糸や生地は、そのまま行き場を失ってしまいます。

余った糸や生地も、次のオーダーなどで使い道があるかもしれないので、捨てずに倉庫に置いておく。
それがどんどん溜まっていくことで、最終的には行き場を失ってしまうのだそうです。

他には、製品の基準に満たなかったため、残ってしまうものなどもたくさんあります。
(もちろんそれらは、違った使い方をすれば普通に使えたりします。)

こうした、いわゆる『残りもの』を当店がたくさん使ってこれたのは、

1,染色や縫製など、後加工を自社で自由に行えること
2,小ロットの製作販売が可能なこと
3,地域で生産される生地を使う運営は、「生地ありき」からデザインするため、「残りもの」をどう使うかということに対して柔軟に考えられたこと

小さな当店が、たった3年で10000メートル以上という数字には、自分たちでも驚きなのですが、、、
実はこれ、「草木染めで利用できる、色の入ってないもの」を主に引き取ってきた数字なんです。

『残りもの』の素材でも、染めることが可能な綿などの「生成り」の生地を中心に、限定をしながら商品化をしてきました。

反対に、それ以外のすでに化学染料で染色されていた糸や、草木では染められない化学繊維などの、買取りや引取りはしていませんでした。

しかし、それでは「もったいない」のではないか!!

三河エリアで行き場を失っている生地や糸を、当店のアイディアで”面白い”に変えよう!!!!

最も即効性があって、自分たちに実績があって貢献できること。
それが、この地域に眠る行き場を失っている素材たちを、独自の切り口で商品化し、みなさまに喜んで使っていただくことではないか。

:三河地域の繊維関連工場とのネットワーク
:商品企画と加工
:販売店として運営

これらが全て揃っている当店だからこその企画をやろう!!
この地域から、ちょっといいことを発信できたら…
そんな想いが湧き上がり、「MOTTAiiNA」をスタートさせます♪

 


【MOTAiiNAの流れ↓】

 

繊維加工に歴史があり、素晴らしい技術をもつ三河地域。
「どうしても出てきてしまう残りもの」という、ちょっとマイナスな部分を、
私たちの製作モデルで少しでもよい方向にアプローチできたらいいな。
そんな価値観を皆様と共有できたらいいな。

それが、わかりやすく身近に感じていただけるように
MOTTAiiNA(モッタイイナ)  とネーミングした由来です。


ご協力いただいている工場のひとつが、ご近所にある石川メリヤスさん。

当店の販売するニット製品を生産していただいています。
どのような糸が眠っているかわからなかったため、まずは工場の倉庫を見学させていただきました。

※たくさんの糸在庫がありますが、実際には、常になんでもかんでも「残りもの」が溜まっている訳ではありません^^;

その時その時のタイミングで、受注状況、在庫量などが複雑に関係し、

これは、まだストックはしていたい!
これは、使ってしまいたいけれど、商品にするには量が足りない…
こんなの作りたいけど、この余った糸では適していない…

なかなか事細かに打ち合わせをしないと企画は簡単には進みません。
(それもそのはず、通常の生産とは異なるのですから、、、)

お互いの要望を擦り合わせ、
石川メリヤスさんの長年の知識と経験だからできるご提案もいただきながら、
何度も何度も試作を繰り返していただきます。

 

そんな苦労をして完成させる商品なんですが、
『残りもの』を生かすということは、繰り返し同じものは生産できないということなんです。

そう、MOTTAiiNA(モッタイイナ)は、ある意味ではほとんど全てが限定商品になってしまいます!!

繰り返しの生産がしずらい = 手間がかかり生産効率もよくない

とても非効率、供給にも安定性がなく、毎回の取り組みで工夫が必要なため、『この企画、実はめっちゃ大変だ!』
と取り組んで実感します^^;(苦笑)

それでも、これからの社会に必要なことだと、
石川メリヤスさんが共感しご協力いただいたことで商品のリリースが実現できるんです。

生産者、販売者、お客様のみんなで、こういった価値観の輪を広げていくことが、
MOTTAiiNA(モッタイイナ) なんだなと、企画を進めることで気づくことができました。


当店メインブランドUZUiROの草木染めとは、全く違う切り口の商品です。
ぜひ、今後のMOTAiiNAを続けていけたらと思っておりますので、ぜひご感想ご意見お待ちしております。

(MOTTAiiNA商品一覧はこちら)