ABOUTSDGsへの取り組み
不要になったものを、アイディアで"面白い"に変えよう!!
を合言葉に、環境に対してできる限り持続可能なお店となれるように運営しています。
そのきっかけは、自分たちの街で起こっている身近な問題がきっかけでした。
当店のある愛知県西尾市一色町では、日本最大級の産業廃棄物最終処分場の建設計画があり、政治的にも大きな問題として取り上げられており、多くの地域の人たちが問題に向き合う姿に触れ、たくさんのことを考えさせられました。そして、微力ながら自分たちも取り組めることを考えてお店を運営しています。
「モノを大切にする気持ちと、消費の両立。」
そんな意識を持つことが、第一歩だと考えました。
小さな取り組みからやってみること、まずはできることから。
だから、こんな取り組みをしています↓
: MOTAiiNA(モッタイイナ)をスタート
(SDGs目標 9/産業と技術革新の基盤を作ろう)
私たちは三河地域の繊維関連工場のお力を借りてブランドを運営しています。
そこで近隣の倉庫に眠る残反や残糸を、新たな価値へ変えお届けする企画をスタート。
小さな当店が2018年−2020年の間に実は10000メートル以上の残り物素材を有効利用してきました。
その実績をしっかりと価値として共有していこう!
そんな経緯から、アップサイクル商品をお届けしていきます。
:そもそも店舗が再利用
(SDGs目標 12/つくる責任 つかう責任)
お店は、10年以上空き家で壊そうかどうか検討されていたばあちゃんの築70年以上の古民家です。
駅もない立地が悪い田舎の家なので、資産価値はなく壊せば産業廃棄物、、、
まだまだ構造はしっかりしているのに、使い道がない、、、
そんな空き家問題は、全国的に問題になっています。
しかし、アイディアを出し合い、うまく利用し、働く人がそこにいれば
経済活動が生まれる立派な店舗です。男女比1:9の女性が活躍する職場となっています。
(SDGs目標 5/ジェンダー平等を実現しよう)
(SDGs目標 8/働きがいも 経済成長も)
地域の特徴を学び、生かし、町に溶け込むことができれば、
それは他にはないメリットにもなりえます。
コツコツと自分たちでリフォームし、好きな空間、世界観を作りました。
廃材をたくさん使用し、ご近所の不用品の家具などもディスプレイとして使っています。
:染め終わったら畑へ
(SDGs目標 12/つくる責任 つかう責任)
草木染めで使い終わった染料は、ゴミとして捨てて処理するのではなく、畑へ埋めて堆肥にします。
これが、植物染料のいいところです。コンポストを用意して染料の出がらしを入れるのは毎日の日課です。
:ペーパーレス化の実施
(SDGs目標 12/つくる責任 つかう責任)
配送における納品書など、紙媒体である必要のないものはできる限り電子メールなどに代用させていただくように変更しました。資源節約の意識をお客様と共有するためです。店舗内で使用した紙は、もちろん裏紙として使えるものは使います。
:地元の農産物をチェック
(SDGs目標 12/つくる責任 つかう責任)
玉ねぎ、ニンジンなど地元の農家の方を訪ね、使われることのない皮や葉っぱなどを頂きます。農産物の不要品で染色し、有効利用できないかを日々模索! 2021年より飲料としては使用されなかった、「西尾の抹茶」で染めた商品も販売開始しました。
:製作物からでるハギレ
(SDGs目標 12/つくる責任 つかう責任)
製作から不要なハギレ生地がでます。
通常では廃棄されることが多いですが、当店では小物作りのワークショップに使ったり、パッチワーク用の詰め合わせパックとして販売したり、ゴミの減量化をしています。
:地域に貢献する
(SDGs目標 4/質の高い教育をみんなで)
地元小学校での講演、市内施設での環境学習講座、その他出張ワークショップ、寄付など、モノづくり以外でも、できる限り未来の子どもたちのために、微力ながらですが当店ができることで協力をしています。
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全てをすぐに解決することはできないけれど、
前向きに持続可能な方法を模索していくこと。
社会で不要になるものを、利用できないか。
アイディアによって、ゴミにしない。
持続可能な社会のため、そんな意識を持った運営を大切にしています。