UZUiROの服が「なんかいい」と言われる理由。
車づくりの話を聞いて、真剣に考え直してみました!
こんにちは、UZUiRO代表のATCHです。
お客様からありがたいことに、よくいただく言葉があります。
「UZUiROの服って、なんかいいですよね♪」
とても嬉しい言葉です。こんなありがたい言葉は、仕事をしていて他にありません。
でも同時に、ずっと考えていました。
その“なんかいい”って、何なんだろう?
デザイン?
染め?
着心地?
もちろん、どれも理由のひとつです。
だからこそ、日々その理由をどう言葉にするかを考えています。
今回、改めて深く考えてみたときに、
ひとつの大きなヒントがありました。

きっかけは「車づくり」の話を聞いたとき
自動車産業の中心である愛知県にいると、
車づくりの話を聞く機会が多くあります。
その中で出てきたのが、
「モジュール」という考え方でした。
簡単に言うと、
パーツがまとまっていて、そこを交換すれば成り立つ仕組み
のことだそうです。
例えば電気自動車は、この「モジュール」という概念で作られている部分が多いようで、
- 部品が少ない
- 壊れたらそこだけ交換できる
- 効率よく生産できる
という特徴があります。
ソフトウェアを中心に、パーツやユニットを部分的に変えられる。
いわゆるパソコンに近い考え方なのかなと感じました。
一方で、これまでのガソリン車は少し違うそうです。
日本のものづくりは「全体調整型」
従来の車づくりは、
部品が多く、すべてが連動しているとも言われるそうです。
例えば、
- 一つの部品を変えると、全体のバランスが崩れる
- 性能を維持するために、全体の調整が必要になる
つまり、
「部分最適」ではなく「全体最適」で成り立っている
という考え方です。
これは、日本のものづくりの特徴でもあるようです。

「空気を読む」という習慣や文化が、
全体を見ながら調整するものづくりと相性がよかったのではないか、
という話も、ある学者さんから指摘されているそうです。
この話を聞いたときに、ふと思ったんです。
「UZUiROの服づくりって、こっちだな」
UZUiROの服は「モジュール型ではない」
UZUiROの服は、
- 生地
- 染色
- パターン
- 縫製
- 販売
すべてがつながっています。
そして、
どれか一つだけで成立することはありません。
例えば、生地の風合いが変われば、シルエットを調整します。
染めの出方が変われば、デザイン自体を変えることもあります。
縫製との相性で、仕様そのものを見直すこともあります。
つまり、
一つの変化が、すべてに影響する。
だから私たちは、常に“全体”を見て調整しています。
(UZUiROの生産についてはこちら)
効率ではなく、全体の積み重ねでつくる服
モジュール型の考え方は、とても合理的で、効率的だなと思いました。
ですが、UZUiROは地域生産をしながら、
効率だけを優先しない、全体調整型の服づくり
になっていったのだと感じています。
なぜなら、
その方が“自然に気持ちいい服”になるから。
すべてが調和している服は、
着たときに違和感がありません。
それが、
「なんかいい」
という感覚につながっているのだと思います。

定番ロングセラー : ゆったりガーゼTシャツ/知多木綿ダブルガーゼ
UZUiROクルーは、なるべくすべてを理解する
UZUiROでは、販売する人も、染色を理解し、縫製を理解する。
すべての工程を知ることを大切にしています。
それは、
“部分”ではなく“全体”で服をつくっている良さを伝えるため。
どこか一つでも無理があれば、
それは必ずどこかに歪みとして現れます。
だからこそ、
すべてを理解し、調整する。
それが、地域で服づくりをするアパレルとしての責任だと思っています。

安心して選べる服って?
服は見た目だけではありません。
- どう作られているか
- 誰が関わっているか
- どんな調整がされているか
そういった背景があるからこそ、
安心して選ぶことができるのだと思います。
UZUiROの服は、
全体を見て、調整し続けている服です。
だからこそ、一着一着に理由があり、
長く付き合える一着になる。

地域生地 – 知多木綿で作る スタンドカラーシャツ 14300円
最後に
「なんかいい」
その言葉の裏側には、
見えない調整と、積み重ねがあります。
次に服を選ぶとき、
その背景まで少し感じてもらえたら嬉しいです。
その一着が、
長く寄り添うものになりますように。











