コンビニってやっぱりすごい。
失敗しにくい環境づくりを、UZUiROも本気で考えています
UZUiROブランドマネージャーのオレオです。
今回のおかえりUZUiROラジオ #36では、「失敗しても助け合って成長できるチーム」をどう作るか、そしてそのヒントを“コンビニ”から学んだ話をしました。

この記事のあらすじ
- コンビニの「誰でもある程度できる仕組み」がすごいと思った話
- 夫婦2人の我流で始まったUZUiROの仕事の進め方
- 人が増えるほど見えてきた「属人化」の問題
- 失敗しないことより、失敗しにくい環境を作ることが大事
- 感謝とねぎらいが、チームを強くするという話
コンビニって、やっぱりすごい説

いきなり何の話?と思われるかもしれませんが、今回どうしても書きたかったのがこれです。
コンビニって、本当にすごいんですよね。
24時間営業で、いろんな年代の人が働いていて、時間帯もバラバラ。
それでも、お店として統一されたマニュアルで、ちゃんと回っている。
私も大学生の頃、セブンイレブンでアルバイトをしていたことがあります。
しかも、かなり単純な理由で、「セブンのおでんが好きだから」というきっかけで入りました笑。
そんな、ちゃらんぽらんな学生だった私でも、マニュアルを見ながら仕事を覚えて、ある程度お店を回せていた。
あの経験を思い返すたびに、「誰でも仕事ができるように設計されている仕組み」って、本当にすごいと感じます。

UZUiROは、夫婦2人の“我流”から始まりました
一方で、UZUiROはどうだったかというと、正直まったく逆でした。
私たちはアパレル経験者ではありません。
糸や生地のことも、染色も、縫製も、販売も、全部ゼロからのスタートでした。
しかも、ただ服を売るだけではなくて、
UZUiROは
- 生地の企画
- 染色
- デザイン
- パターン
- 縫製
- 販売
- 発送

みたいに、川上から川下まで、ほとんど全部やっている会社です。
だからこそ最初は、何でも小さくですが「自分たちでやるしかない」状態でした。
夫婦で喧嘩?!しながら改善したり、
とにかく目の前のことを必死でこなしてきた10年だったと思います。

我流の落とし穴は、「自分でやった方が早い」にハマること
でも、人が増えてきた今、強く感じていることがあります。
それは、我流でやってきた仕事ほど、
教えにくいということ。
自分の中では当たり前になっていることほど、言葉にしにくい。
「なんとなくこんな感じで」
「雰囲気で」
「いつもこうしてるから」
で回ってしまっている部分って、実はすごく多いんです。
すると何が起きるかというと、
- うまく伝えられない
- 教えたつもりでも伝わっていない
- 結局「もういい、自分でやる」となる
- 属人化が進む
これ、本当に危険なんですよね。
短期的には早いけど、長い目で見るとチームが育たない。

15人になって見えてきた、“仕組み化”の必要性
UZUiROも少しずつクルーが増えて、今は15人くらいのチームになりました。
本当にありがたいことです。
でも人数が増えれば増えるほど、
「なんとなく分かるでしょ」では回らなくなります。
仕事のブラックボックスの塊が大きいままだと、引き継げない。
だから今すごく大事だと感じているのが、
仕事を分解して、シンプルにすること。
1つの大きな仕事を、小さな工程に分ける。
「まずこれ」「次はこれ」と順番が見えるようにする。
誰が見ても迷いにくい形にしていく。
これをやらないと、安心して働ける環境は作れないなと、今すごく感じています。

染色みたいな“職人技”ほど、仕組みに落とし込むのが難しい
特に難しいのが、染色です。
うちは機械染めも手染めもありますが、
染めって本当に職人的な世界なんですよね。
以前は、「このくらいの色ならこんな感じで」という教え方をしていたこともありました。
でもそれだと、できる人とできない人が出てきてしまう。
感覚でできる人だけが続けられる状態は、会社としては危うい。
だから今は、
「この重量なら染料は何mL」
「この工程はこの順番」
みたいに、なるべく数字や手順に落とし込むことを意識しています。
それでも、自然からいただく染料の草木染めは、毎回まったく同じにはならないことが多いんです。
でも、だからこそ
“感覚に頼りきらない土台”を作ることが大事なんだと思います。
(染料の元となる、葉っぱや根などがそもそも、季節によって天気や気温に大きく左右され、色素に関わる成分が大きく変わリます。その都度、染料の仕入れで作業の調整もしますが、色味が一緒にならない商品ということも、「良さ」とお客様にお伝えさせていただいています!)

失敗すること自体が悪いんじゃない
先日も、染色でちょっと加工がうまくいかないことがありました。
納期もギリギリで、最終的には私たち夫婦で休みを返上して、夜中まで対応することになったんです。
こういうとき、もちろん反省はします。
でも、最近強く思うのは、
失敗することがダメなんじゃない。
その失敗を、次にどう活かすかが大事。
新しいことに挑戦していたら、やってみないと分からないことは必ずあります。
特に、まだ少人数で新しいことをたくさん試している会社では、失敗ゼロなんて無理です。
だからこそ、
「どうすれば次は失敗しにくくなるか」
を考えて、仕組みに変えていくことが大切なんだと思います。

そして、カバーしてくれた人には“必ず言葉で伝える”
もうひとつ、今回すごく大事だなと思ったことがあります。
それは、誰かが失敗をカバーしてくれたとき、
きちんと「ありがとう」を言葉で伝えることです。
これは社内でも社外でも同じ。
縫製業者さんでも、クルー同士でも、誰かが助けてくれたなら、
「助かった」
「ありがとう」
「ごめんね、助けてくれて本当にありがとう」
を、ちゃんと伝える。
思ってるだけじゃ、伝わらないんですよね。
やっぱり人と人なので、言葉にして伝えることが大事。
その積み重ねが、次の「しょうがないな、助けてあげないとな」につながり、
助けてもらえる関係性こそが、次につながっていく。
それって、すごく大きいことだと思っています。

“ビジネスありがとう”でも、ないよりずっといい
ラジオの中では、あっちが
「ビジネスありがとう」
「ビジネスねぎらい」
なんて(笑)、言い方をしていましたが、これ、私はすごく分かるなと思いました。
もちろん本音のありがとうが一番いい。
でも、社会人って必ずしも毎回100%きれいな感情だけじゃないじゃないですか。
「なんでこうなったんだろう」
と思うときもあるし、
「本当はこうしてほしかった」
という場面もある。
それでも、まず建設的に
「ありがとうございます」
「次はこうしていきましょう」
と伝えられること。
それができるだけでも、チームとしてはすごく前に進める気がします。
誰か1人の才能に頼り切らない会社へ
私たちは会社を始めて10年経ったとはいえ、正直まだ毎日試行錯誤しています。
でも、今はっきり思っていることがあります。
誰か1人の能力やセンスや根性に頼り切る会社には、したくない。
もちろん、得意な人、経験のある人、センスのある人はいます。
でも、それだけで回ってしまう組織は、長く続かない。
誰でも安心して働けて、
失敗しても助け合えて、
そこからちゃんと学べる。
UZUiROも、そんなチームを少しずつ作っていきたいと思っています。

今日のまとめ
コンビニがすごいのは、ただ便利だからじゃなくて、
様々な人が、仕事を失敗しにくい環境が設計されているから。
UZUiROもこれから、
仕事を分解して、シンプルにして、安心して働ける仕組みを作っていきたい。
そして失敗があったときは、
次に活かすことと、助けてくれた人への感謝を忘れない。
そんなチームでありたいなと思っています。


