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草木染め・オリジナルテキスタイルで作るカジュアルウェア

Uncategorized三河木綿/刺し子織り生地 地元の地域ブランド生地がとってもおしゃれ。2017.11.22

[渦は来春に向け、すでにいろんなアイテムを試行錯誤で頭をフル回転中♪
これまでも地元三河の綿生地をメインに使用させていただいてきましたが、
そんな中でも、
「三河木綿/刺し子織り生地」
に着目しています。
歴史ある綿の産地である三河地方。
地域ブランド認定もされ、その生地は実に表情豊か、品質も高いんです。
お隣、愛知県蒲郡市の水山織布さんで織られていますが、
この度、素敵な生地を譲っていただきました♪
この織布屋さんの生地の一部は、
世界中の誰もが知る某有名ブランドや、
あの谷亮子選手の着る柔道着にも使われたりもしていたとか。
そして、こんなアイテムを作りました↓

この商品の詳しくはこちら
こんながま口財布(KAORI作)にもなりました↓
かわいい~!!さすが渦クリエーターKAORIちゃん。配色のセンスも抜群です。

この商品の詳しくはこちらhttps://uzu-japan.shop-pro.jp/?pid=125151712

春には、メンズ、レディースのジャケットやパンツなども登場予定でデザインを作ってます。
—————————————————
ということで、歴史とともに育った「三河木綿」のお話です。
そもそも、渦のある西尾市は綿伝来の地。
以前にも記事で書かせていただきましたが、
西暦799年の「類聚国史」や「日本後記」に、
崑崙人(インド人)が愛知県幡豆郡福地村(現在の西尾市)に綿種を持って漂着した!!
とのこと。
さらに、
日本で初めて「木綿」のことが書かれていたのは、
永正7年(1510年)「永正年忠記」なる文献。
年貢の代わりに「三川木綿」をとったと書かれているそうです。
NHKの大河ドラマでも、このことが紹介されていました
また、
最初に綿業が根を下ろした土地は三河と言われていて、
1500年頃には、すでに綿織物業がおこっていたそうです♪
江戸時代には三河地方で綿織物が非常に盛んとなり、
「三白木綿」として江戸などに運ばれ、
明治時代には新しい技術も取り入れられ「三河木綿」「三河縞」というブランド名で全国に流通したとのこと。
地元住民として、こんな歴史があることは嬉しいですね♪
そして、意外と地元で知らない人も多いのでは?!
渦の新作で使わせていただく、三河木綿。
江戸時代から昨今まで受け継がれ、
今では地域団体商標「三河木綿」として登録されています。