どうも、ATCHです。

基本的には、僕はオーナーという立ち位置で、
渦の商品における細かいデザインはほとんどしません。
（企画やアイディアをよく出すんですが、、、
なので、口だけ状態でスタッフみんなが形にしてくれてます。笑、、、)

そんな流れなのですが、非常に大切にしていることがありまして、
それは、「みんなの考え方が同じ方向を向くこと♪」

根本的な方向性を示すのが自分の役割で、
「考え方」の共有をしていると、
店の商品全体にどことなく統一感が感じられるようになるんです。

渦のデザインを考える時の話の一例を書こうと思います。例えば、

「和な感じ」

というなんとも抽象的な言葉。その捉え方の共有です。↓
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酒屋さんやお米屋さんの
「前掛けヒモ」ってインパクトありますよね♪
そんなヒモを生かしてバケットハットが完成してます。

（バケットハット /前掛けデザイン 7800円）

酒屋さんの前掛けは、屋号を入れて着けているイメージがありますが、
これもサザエさんの「こんにちわ、三河屋で〜す♪」を
小さい頃から見ているからでしょうか？

普段から、前掛けに見慣れていなくても、
このデザインを見ただけで、

「あっ!前掛けの腰ひもだ」

となんとなく、分かる人、気づく人が多いと思います。

「酒屋さん、お米屋さんの前掛けってこんな感じ」と
誰もが知っていて、決まりの型のような共通イメージが
日本人の中に出来上がっています。

こんな長らく使われ続け、
普遍的になったデザインと言えるものを、

「新しい形に置き換えてみる」

というのは、渦のデザインで重要なポイントです♪

ということで、
デザイン製作は@ito_maki_maki_hatさん。
さすが、ナイスデザイン♪

 

話は逸れますが、
渦オーナーATCHは、スペインへ旅行へ行った時、
サクラダファミリアで有名なガウディさんの建造物にとても感動したんです！！
あとで調べてみると、聖書の物語の内容を、
建造物で表現していたりするそうで、
これも、普遍的なキリスト教の物語を
「新しい形に置き換えている」のかもと勝手に想像しています。

ちなみに、渦では他にも日本の文様を参考にしていたり♪

(手ぬぐい)

せっかく日本で暮らしているので、
日常から受けるインスピレーションを大切にします。

(uzu japan style)

そこでよく使う

「和の感じ」

という言葉。

前掛けなど、上記の例にぴったりの言葉ですが、
とても抽象的。

人それぞれ捉え方が違うがゆえに、
そこを共有します。

「日本で、長らく変わらず使われていて、
普遍的な共通イメージになっているもののこと」

を抽象的かつ、感覚的に表している言葉だと定義してみました。

そのイメージというのは、時代とともに変わるので、
年代によって「和の感じ方」が違うのもまた必然と思っております。

年齢が上の世代の感じ方、若い世代の感じ方、
その違いを「なるほど」っと柔軟に受け止める頭の柔らかさが、
渦のデザインをこれからも進化させていくと思ってます。

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といったふうに、「和の感じ」というごく一部の例えですが、
こういった考え方の共有しています。

様々なところから、感性を受けて進化させて表現するのが製作の面白さ!!
ですので、スタッフ全員からもアイディアを吸い上げて、
ミックスできるような環境を作りたいと日々精進しています。

そんな感性を大切に、渦のアイテムがこれかも製作されていくように
頑張ろうと思います。