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草木染め・オリジナルテキスタイルで作るカジュアルウェア

スタッフ日記最後の藍の収穫をしました。実験用です。なぜかというと?? 2017.09.06

[最近は涼しくなってきましたね。
最後の藍の葉っぱを収穫しました♪
(こちらは販売するための収穫ではありません。自分たちの実験用です。)



手で摘んでいくと、腰にきます、、、笑
そんな葉っぱたちで、
これからすくもと呼ばれる染料作りの実験をしていくんですが
まずは、自分たちでも染料を作って体験してみようという試みです。


なぜ、実験をしているかと言いますと、
以下の理由があるんです。↓
当店では、販売ではインド藍(沈澱藍)とすくも の両方を使用させていただいております。

というのも、
すくも藍発酵建てという日本古来の藍染め方法は特化した分野で、
ほかの天然染料による染色とは方法が大きく違い、
特に冬場は設備と管理に膨大な労力と時間を必要とするため、
昔ながらの醗酵方法で藍を建てようとすると、作業量としてはかなりのものになります。
そして、コストもかかり、もちろん販売価格もそれ相応になります。

渦では、
企画→パターンおこし→染色→多色を組み合わせる縫製→マーケンディング→販売
をトータル的に夫婦で行い、

多色を組み合わせる、混ぜる、柄を生かすデザインを、
お客様に満足いただける価格で提供できるように、
販売では両方を使って染色させていただいております。

そこで、すくも発酵建てのが技術的に複雑で
方法も職人によって様々で、

お店を始めた頃から、
本藍用の藍甕を見学に行ったり、
本藍染の伝統工芸継承に尽力されている方の講演を聞いたりしています。

お店では、温度管理が常温で発酵が進む夏季がメインになりますが、
すくもを発酵建てし、個別注文、また一部商品が該当する製作状況です。

冬場は煮出して染めるのは、暖がとれてうれしいですので、
煮出して染める草木染めがメインとなってます。
今回は、
すくもを買っているだけでは生産者様の苦労が実感できないので、
販売ではなく、まずは自分たちで「すくもを作って体感してみる!!」
という実験なのです。
自分たちの製作する流れや状況も、お客様に理解していただきつつ、
精一杯のデザインを提案させていただきます♪