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UZUiROクルー日記アパレルブランドマネージャーなのに、近所に公園を作ちゃった話2026.04.05

アパレルのブランドマネージャーなのに、
近所に公園を作っちゃいました

こんにちは、UZUiROブランドマネージャーのオレオです。
今回のラジオでは、服づくりとは少し離れたようで、実はとてもつながっているお話をしました。

この記事のあらすじ↓

  • 近所に公園がなくて、「あったらな」から始まった話
  • 土地探しから申請、地域調整まで、完成までに3〜4年かかったこと
  • 完成した公園で、子どもたちが大人数で遊ぶ姿を見て泣きそうになったこと
  • ボランティアなのに、仕事とは違う深い満足感があったこと
  • タイパや効率だけでは測れない価値について感じたこと

「公園があったらな」から、本当に始まってしまった

近所に公園がなかったんです。

新しく引っ越してこられるご家族も増えて、子どもの人数は確実に増えている。
なのに、思いきり遊べる場所がない。
「なんか欲しいな」「あったらいいな」と、ずっと思っていました。

でも、普通そこで止まるじゃないですか。
「欲しいよね」で終わるというか。

それが今回、いろんな人に聞いて回っていたら、
「作れるかもしれない」
という流れになって、
気づいたら本当に公園づくりが始まっていました。

公園完成まで、3〜4年かかりました

ラジオでは軽く話していますが、実際はそんな簡単なものではありませんでした。

まず市に相談して、土地のことを聞いて、
「公園を作れる場所」がどういう条件なのかを知って。
さらに、地域の方との調整も必要で、
使い方や管理の話、掃除の話まで、いろんなことを決めていきました。

市役所の方、市議会議員の方、地域の方々。
本当にたくさんの方が関わってくださって、
結果として完成までにかかったのは、3年から4年ほど。

そんなに時間がかかるんだ。(無知って怖いけど、だからこそ進められたかも。)
でも逆に言えば、それだけいろんな人の力で成り立っているだと学ぶことができました。

令和の子どもたちは、昔より少人数で遊ぶらしい

今回、公園を作りたいと思った背景には、もうひとつ理由がありました。

最近の子どもたちって、昔より少人数で遊ぶことが多いなと感じていたんです。
2人で遊ぶ、家の中で遊ぶ、ゲームやスマホでつながる。
もちろんそれが悪いわけではないけれど、
「大人数でわーっと遊ぶ」光景が、すごく減っている気がしていました。

習い事も増えているし、家の広さや家庭のあり方も昔とは違う。
だからこそ、地域の中に、自然と集まれる“場”があることって、
以前よりずっと大事になっているのかもしれません。

子どもたちが、学年をまたいで、
少し上の子と下の子が混ざって、
順番を守ったり、取り合ったり、仲直りしたりしながら遊ぶ。
その経験って、学校の中だけでは育ちきらないものもある気がしています。

完成した公園で、子どもたちがぐちゃぐちゃに遊んでいた

できたての公園に、子どもたちを連れていった日。
その光景を、たぶん私は忘れません。

ターザンロープの取り合いをしたり、
ドッジボールが始まったり、
上の学年の子も下の学年の子も混ざって、
7人、8人くらいで、ぐちゃぐちゃになって遊んでいたんです。

うちの1歳半の子まで、なんだかその輪の中にいて。
その姿を見たとき、
「ああ、作ってよかった」
と心から思いました。

ちょっと泣きそうなくらい、うれしかったです。
ただの遊具じゃなくて、
ちゃんと“場”が生まれたんだなと感じた瞬間でした。

実はこれ、完全にボランティアです

ここ、ちょっと大事なところなのですが、
この公園づくりで何か利益が出るわけではありません。

むしろ逆で、
管理の責任もあります。
今後15年ほど、書類の提出や管理なども続いていく予定です。
掃除道具もUZUiROとして寄贈しましたし、
地域の子ども会などと連携しながら、
どうやって気持ちよく使ってもらうかまで考えています。

かなりの時間を使っていますが、完全にボランティアです。
でも、それでも「やってよかった」と思える。
これって、すごく不思議で、でもとても大事な感覚でした。

仕事とは違う。でも、根っこはすごく似ている

一見すると、公園づくりはアパレルの仕事とは関係なさそうに見えるかもしれません。

でも私の中では、案外つながっています。

UZUiROも、この地域にある素材や技術を使って服を作っています。
この地域に根ざしてものづくりをする意味を、ずっと大事にしてきました。

だから、公園づくりも同じなんです。
「地域にあったらいいな」
「子どもたちがこう育ってくれたらいいな」
そんな思いで動いたことが、
違う形で返ってきた。

利益じゃない、評価でもない、確かに「やってよかった」と思える満足感。
それは、仕事の達成感とはまた少し違う、深い喜びでした。
でも、この経験仕事にも生きるだろうな感じる感覚なんです!

タイパでは測れない価値がある

最近は「タイパ」という言葉をよく聞きますよね。
効率よく、無駄なく、短時間で成果を出す。
それ自体は、とても大事なことだと思います。

でも、全部をそれだけで測り始めると、
ちょっと危ういなとも感じています。

今回の公園づくりなんて、タイパで見たら最悪かもしれません。
3〜4年かかって、利益は出なくて、管理も続く。
一見すると、遠回りに見えることばかりです。

でも、そこにしか生まれないものがある。
時間をかけたからこそ見えたこと、
手間をかけたからこそ生まれた喜び、
遠回りしたからこそ深くつながれた人たち。

そういうものって、数字では測りきれないけれど、
人生や仕事を豊かにしてくれるものだと思うんです。

AIも使う。でも、泥くささも絶対いる

私たちはAIも最近かなり使うし、効率化も日常で取り組み大事にしています。
削れる時間は削ったほうがいい。
それは本当にそう思います。

でもその一方で、
泥くさく動くこと、
遠回りでも一度やってみること、
手間がかかっても人と向き合うこと。
それもやっぱり、絶対に必要だと思っています。

便利さと不便さ、
効率と手間、
どちらかだけではなくて、両方いるなと!

特に最初は、遠回りしても、時間がかかっても、失敗しても、そこでしか得られない経験を大切にする。その後に、その経験値を生かして、効率的になっていく流れは、いつの時代も変わらないかもなと思います。
最近は、そんなふうに思うことが増えました。

今回のまとめ

公園づくりは、完全なボランティアでした。
でも、その中で得られた満足感やつながりは、
仕事とは違う形で、ものすごく大きなものでした。

そして、それはUZUiROのものづくりとも、実は深くつながっています。

損得だけで決めないこと。
やってみたいと思ったら、こけてもいいから挑戦してみること。
タイパだけでは測れない価値を、大事にすること。
そんな姿勢を、これからも持ち続けたいと思っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

「それ、わかるな」「私も似たことがあった」など、感じたことがあればぜひ教えてくださいね。