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草木染め・オリジナルテキスタイルで作るカジュアルウェア

スタッフ日記三河木綿、知多木綿の名称について2022.10.10

よく当店が使用する生地名称に出てくる、
「三河木綿、知多木綿」について質問をいただきますので、
詳しくご説明させていただきます。


「三河木綿、知多木綿」とは現在は織物の産地を指す形で使用されています。

三河織物工業協同組合」が商標権を持っているのが「三河木綿」、
同様に「知多織物工業協同組合→知多木綿」

となります。

かつて自動織機が使用される以前まで、
三河地方、知多地方では農家の副業として、
綿栽培が盛んで、その木綿を生地にして江戸などで流通していたものを
三河木綿、知多木綿などと呼ばれていました。
(歴史についてはこちら→三河地域の歴史知多地域の歴史

近代化とグローバル化が進んだ現在は、産地を示すように使用され、
組合に加盟している工場から生産された綿100%の織物を指します。
(原綿や紡績の行程は含まれておらず、織物加工の行程を指しています。)

ですので、
三河織物工業協同組合の加盟工場で生産された綿100%生地→三河木綿
知多織物工業協同組合の加盟工場で生産された綿100%生地→知多木綿

と現在はその名称が利用され、生産量の減少が続く中、
産地ブランドの向上のため各生産者が尽力をしています。