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草木染め・オリジナルテキスタイルで作るカジュアルウェア

スタッフ日記【スタッフ日記】ATCH 手作り木ボタンの話。2019.03.23

どうも、オーナーのATCHです。
最近、渦-uzu-のアイテムによく登場するこの木のボタン♪

お客様からも、デザインのアクセントで可愛い!!と
嬉しいお言葉をよくいただいてます。

実はこれ、渦の薪ストーブで燃やすための枝から
偶然できました。

渦では染色のためにストーブで薪を燃やして灰を溜めています。
近所のおじさんが剪定したものを持ってきてくれたものです♪
(常に木灰が不足しておりますので、薪や灰が余っている方はぜひお譲りください♪)

そこで燃やすだけでは勿体無い気がして、
ケヤキの枝から、試しにボタンを作ってみました。

ケヤキはとっても堅いので、丈夫です!!

恥ずかしながら、薪ストーブを導入するまでは木の性質のことは全く知りませんでしたが、
自然の循環できるものを扱っていると
色々な知識が得られることがありがたいのです♪

木を扱うプロではないので、
色々と試行錯誤しました。

とにかくたくさん輪切りにしていきます♪

厚さが同じもの、まっすぐに切れたものを選び、
削っていきます。

綺麗に円形を作るではなく、
あえて木の年輪や形状を生かすように♪
それが手作り感の良さ。

そして完成したものを女子スタッフに見てもらうと、
意外や、意外、とても好評だったのです!!

少し歪なボタンですが、
「あるものをうまく生かす」
という渦の考えがでたポイントです♪

作るのに時間がかかる木ボタンですが、
ありがたいことに、製作ですぐになくなってしまいます。
itomakiさんのフリンジピアスは大人気で、
いつもボタンのストックが切れてしまい、
製作をよく催促されてしまい、せっせと削ってます、、、

冬は、木を燃やして暖をとり、
その灰を使って染色し、
畑にも土壌改良として使え、
さらにボタンまで作れてしまう。

自然の循環の素晴らしさを、製作を通して改めて感じております♪
木と密接に暮らしてきた日本の知恵を、
もっと学びたいと思います。