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草木染め・オリジナルテキスタイルで作るカジュアルウェア

スタッフ日記すくも発酵建て 日記 ④ ~染める編~2018.06.22

日本伝統の技術である、
すくもを自然素材で発酵させ藍染すること。
これを、「本藍染」と言われてます。
5月から仕込みをはじめ、
前回、「すくも発酵建て 日記 ③ ~嵩上げ完了編~
では、すくもでの藍建てが完了。
いよいよ染めていきます♪
染める様子はこちら動画にて↓

染める前の液は、膜が張っていて、そこへ
約3分ほど(状態によって変わります)
染色液の中へ入れます、
すると、茶色に!!
そのあとは、きれいな水に浸します。
しばらく浸したあとは、干しておきます。
酸化といって酸素とインディゴ(藍の色素)が反応し、青く発色、定着をします。
染まり具合は、毎回違います。
1回ではなかなか濃いブルーにはなりませんので、
何度も重ねて染めていきます。
(ちなみに、一気に染めすぎると微生物の働きが悪くなり、
染めの調子がかなり悪くなったりするんです、、、
染める量は、ほどほどにと気をつけています。)

なんとも素敵な深いブルーに染まりました。
ちなみに、5回ほど重ねて苦労するとこんなに差があります♪↓
(画像ですので、見え方が違ってますが、、、)

実は、藍も濃さによって色の名前がたくさんあります。
読み方も難しい漢字がたくさん♪
(藍白→あいじろ 水縹→みはなだ 瓶覗→かめのぞき 水浅葱→みずあさぎ etc….
気になる方は、検索してみてください。)
染めたあとは、
「アク抜き」といって、
洗うとしばらく黄色っぽい水がでます。
藍染は時が経つと
「色が冴える」
と昔から言ったそうですが、
使って、洗って、寝かせているうちに、
植物に含まれる不純物である「アク」が
少しずつ落ち着いていくことをさしているのでしょう。
次第に、どんどんいい青になっていくって素敵ですね。
今の所、1ヶ月経ったすくもの藍はとても順調!!
よく染まってます。

※すくもによる藍染は少量生産しかできません。
体験は期間を限定しており、
商品についてはインド藍と分けておりますので、
カテゴリーよりご確認の上ご購入くださいませ。


自家製すくも作り~藍建て2020

すくも藍発酵建て日記① ~灰汁作り編~

すくも発酵建て 日記 ② ~こねる編~

すくも発酵建て 日記 ③ ~嵩上げ完了編~

すくも発酵建て 日記 ④ ~染める編~