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スタッフ日記すくも発酵建て 日記 ② ~こねる編~2018.05.30

少量の藍建ての実験、実践の試行錯誤の様子を
「すくも発酵建て 日記」と称して更新中です。

今回は、
すくも発酵建て 日記 ② ~こねる編~

画像のような”すくも”という原料をこねていきます。
タデ科の藍の葉を発酵させたもの。
日本で古くから行われてきた藍染の方法です♪

今回の徳島産のすくもは、堆肥のような匂いがけっこう強い気がします。
田舎育ちの私は案外しっくりくる香りですが♪
前回の灰汁作り編で作った灰汁を温め、
混ぜてしばらく放置。
そして、その後、すくもをこねていきます。

ドロドロしてきます、、、

手でこねるとなかなかダマがなくならない、、、
たまに匂いにつられて、ハエたちが遊びに来ることも(笑)
バケツに体を突っ込んで圧迫してとにかくこねます!!!
一息ついて、
ふすまを灰汁に混ぜて沸騰させます。

(ふすまとは、小麦粒の表皮のこと。)
そして、先ほどの一生懸命こねたすくもに
このふすまと1番灰汁と2番灰汁を混ぜて撹拌し、仕込み完了。
(ちなみに、すくもには、ふすまがなくても藍建てに必要な栄養が最初からありますが、
ふすまを追加しているときのが早く発酵している感覚があり、ふすまを藍建て時に追加しています。)

温めたふすまと灰汁を入れた後、温度は40℃。
一応、念のためpH値を測ってみると、11.6pH。

温度管理はしっかりしていきます♪
「そして、この2週間後、発酵が進み染められるように!!」
この段階では、バケツの中でまだ嵩が低いので、これから発酵の進み具合をみながら、
灰汁を追加していきます♪
微生物が活発化していく中で、
灰汁で嵩上げしていくタイミングや見極めが重要なポイント。
タイミングを間違えると、発酵が止まってしまいます。
そんな様子をまた更新いたします♪

すくも発酵建て 日記 ③ ~嵩上げ完了編~


 

自家製すくも作り~藍建て2020

すくも藍発酵建て日記① ~灰汁作り編~

すくも発酵建て 日記 ② ~こねる編~

すくも発酵建て 日記 ③ ~嵩上げ完了編~

すくも発酵建て 日記 ④ ~染める編~