[先日、お隣の愛知県碧南市役所の方から、

碧南市のPRのために、地元農産物のブランド、
「へきなん美人」でTシャツを作れないか？？
とご相談をいただきました。
「へきなん美人」とは、矢作川河口の干拓地をメインに作られているブランドにんじん！！

名前の通り、その形や色味がとてもきれいなにんじんです。
甘みも強く人気のにんじんで、全国へ出荷されています。

愛知県碧南市では、市制70周年を迎えるということで、
市の職員の方たちが、いろんなPRの取り組みをしているとのことでした。
その一環で、「へきなん美人」で染めた「にんじんTシャツ」で写真を撮影し、
冊子の表紙にするというもの。
碧南市役所の方々は、とてもクリエイティブな才能をお持ちの方たちが多いとのことで、
職員の方達は、自前の一眼レフで撮影したり、はたまた動画製作まで行っているようです！！
凄いですね♪
そしてそして、市役所のみなさんが渦で体験しながら、染めたTシャツがこちら↓


今回使ったのは、にんじんの葉っぱです。
媒染をすることで、鮮やかな黄色に染まりました。
グツグツと煮出した後は、こんなしなしなの葉っぱがたくさんです。
使い終わった後は、畑で堆肥にしてしまいます♪

碧南市役所の方々もご満足いただき、きれいに染まって一安心でした。
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ん、待てよ。
渦オーナーの私あっちは、
少年時代のことを思い出しました。
そういえば、
じいちゃんちは、矢作川の河口のほとりでにんじん作ってたな。
収穫後の葉っぱの片付けってめちゃ大変で、よく手伝ってたな。
あれってずっと畑に放置して置いて、後で堆肥にするって言ってたような、、、
ということで、親戚のにんじん畑へ急行！！
碧南の畑には、あるわあるわ、にんじんの葉っぱの山！！
車に詰めるだけ詰めこんで持ち帰りました。
そして、染めてみた生地たちがこちら。

いつもの通り、すぐに実験です！！混ぜたり、掛け合わせたり。
(媒染を変えていい色合いを作ることができました。ちなみに左は藍と掛け合わせ。残りは、にんじんだけで染めてます。)
生地の購入はこちら
親戚のおじさんから、
ついでにということで、
袋いっぱいの規格外のにんじんまでいただいちゃいました♪

しかし、渦独自の実験では、
にんじんの食べる部分は色素が薄かったので、葉っぱのがきれいに染まりました。
ということで、
渦のおうちでは、毎朝だるま店長は「へきなん美人 にんじん100%ジュース」でご満悦です。
今までは使ってないものをうまく活かせるというのは、
農家さんとしても、染色をする身としても、
お互いwinwinで嬉しいことですね♪
今後、「へきなん美人」のにんじん染めアイテムを展開予定です！！
「どうせ、堆肥にするなら、一度染めてから」
基本的には、植物はなんでも染まります。
（手間がかかる、そして、色が薄いものが多いです、、、）
しかし、しかし、一度やってみましょう。
例えば、お蕎麦屋さんのそば殻、コーヒーショップの大量の余った豆、大量の玉ねぎなどなど、
なにか大量に持て余しているような情報があれば、一度渦に教えてくださ〜い。
どんな色に染まるか、実験いたします♪