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草木染め・オリジナルテキスタイルで作るカジュアルウェア

スタッフ日記「こんなのあるけど使ってみる??」から、はじまった話。2020.07.05

機屋さんから
「こんなのあるけど使ってみる??」
と言われたのがきっかけで、完成したのがこちらのシャツです♪


近くの西尾市内の生産現場へ足を運ぶと、在庫として動いていない生地を使わないかとよくご提案してもらえます。

ハーフリネン(リネン50%、コットン50%)のさらっと涼しい生地感!!
すぐに仕入れし、製作しました。
赤色ストライプが、生成りの上に可愛らしい♪
とても涼しくハリ感もあって、レディース仕様なのですが、オーナーあっちがかなりヘビロテで愛用してます♪

近隣の現場へ行くと、さまざまな理由で、まだまだ使えるのに行き場を失った糸や生地に出会います。

どうしてこんなにもったいないことが起こるのかな?

と尋ねると、オーダーに合わせて、余剰に資材在庫をストックしておく必要があり、
オーダーが止まるとそれらが余ってしまうとのこと。

発注側も余らないように、相談、考慮してオーダーできれば一番よいのになーと思います。
世の中はサステイナビリティという言葉が先行していますが、
商習慣やシステムはすぐ変えられないが現実なのかなと、、、

ですので、余ったものをうまく使うことで、当店はお役に立てればと思ってます。
ある程度まとまった量を引き取りさせてもらうことで、
winwinとなって生産現場からも喜んでいただける機会が増えてきました。

ちなみに、まとまめて引き取るのは簡単ですが、かならず使い切ること!
が大前提で、その責任が伴います。もし余れば産廃です、、、処分にもかなりお金がかかります、、、

形や色、素材はバラバラなので、使用、製作にはアイディアが必要で、
それなりのリスクも生まれてしまいます。

ですが、自分たちのイメージした素材と違っても、素材の特徴や背景を教えてもらうことで、
意図しなかったアイディアかも浮かびます。

だから、それも楽しんでしまおう!!

どこかで不要になったものを、
アイディアと感性で”面白い”に変えよう!!

という当店の掲げるテーマですが、
これまでもハギレ生地販売を通して、みなさんとそんな想いを共有させていただいてきました。

環境問題は日に日に深刻化し、
ものづくりでは避けて通れない、ゴミとなってしまう廃材問題。

しかし、素材の特性、使い方を別の角度から考えれば、新しい形になるかもしれません。
ゴミが溢れる社会では、「不要なものを面白いに変える」ことは、一つの新しい価値だと思います。

みなさんと一緒に考え、共有することで、そんな考えが広がっていけばと願っています。
今後は、そんな製作の機会を増やしていければと思います。