スタッフ日記UZUiRO代表 新年のご挨拶2025.01.01
あけましておめでとうございます
UZUiRO 代表取締役のATCH(アッチ/青木淳)です。
2024年を振り返りながら、2025年の取り組みについてお話しさせていただきます。
2024年の感謝とお礼
2024年は、たくさんのお客様に支えていただいた一年となりました。
UZUiROが力を入れているインスタグラムでは、ななな、なんと3万フォロワーという、ありがたい結果となりました。
特に、SNSなどオンラインで繋がったお客様が、遠方からはるばる愛知県の実店舗へお越しくださることが多くなりました。スタッフみんなで、「遠くからありがとうございます。」と恐縮しながらも感謝しつつ、せっかく来ていただいたからには、お買い物を楽しんでいただき、服作りについて、より身近に感じていただけるように「各自の接客を見直そう。」と何度も話し合った一年でした。
昨年の締めくくりとして販売した「スペシャル新春福袋」では、初の試みとして、3つのステージに分けた販売方法を採用しました。お客様からいただいたご意見をもとに改善を熟考した結果、各販売ステージが即完売となるほど多くの反響をいただきました。本当にありがとうございます!
さらに1月も引き続き、特別なイベントをご用意しています。ぜひ、これからもUZUiROでのコーデをお楽しみください。
社内では服作りのための設備投資も大幅に進み、丁寧な販売と接客をするためにスタッフの育成と成長に力を入れ、とにかく基本に立ち返り、足場を固めるような一年でした。
昨年新たに出会えたたくさんのお客様、そして、これまで応援してくださっているたくさんのお客様のご期待に応えられる服づくりを続けていきます!
”UZUiROの服で「らしさ」という特別感を”
昨年、直接お客様と接する中で、こんなご感想を多くいただきました:
- 「これって今まで何着作りました?」
- 「あまり見たことがなくて特別感がうれしい。」
“人とは違う、自分だけの特別なアイテム”。
この価値の提供が、今後UZUiROがチャレンジしていくより明確な目標ともなりました。お客様のお声に応え、さらにその価値を高めていくため、昨年スタートした”UZUiRO Re;”シリーズを中心に、2025年は「限定生産のレアアイテム」をさらに充実させていきます。
通常のアパレル企業なら、少量や限定的な生産は、手間がかかって効率的に悪く、普通なら利益率の悪い作業となるので、できれば避けたい生産スタイルなのですが、UZUiROでは愛知県内を中心とした小回りの効いた地域生産だからこそ可能な、高品質かつ特別感のあるプロダクトを充実させていこうと思います!デッドストック生地を活用し、環境への配慮をしつつ、他にはない一着をお届けします。ご期待ください。
2024年の振り返り
昨年、名古屋栄の”Loop“での通年出店を通じ、多くのお客様に直接UZUiROのアイテムをご覧いただく機会を持つことができました。「実物を見ることでイメージが膨らむ」というお声をいただき、「実物を見た後に、オンラインストアでじっくり選んで購入している。」とお客様の新たな購買体験のご連絡もたくさんいただきました。
また、社内では、縫製作業場や生地倉庫の新設、ミシンの導入など、ものづくりの基盤強化も進展しました。
さらに、自社製品だけでなく、草木染めや藍染めなど、UZUiROの染色技術を活かして他ブランド様とのコラボレーションも実現。世界で活躍するブランド様のお手伝いなど、国内外にその魅力を届ける機会が増えた一年となり、スタッフみんなの自信にも繋がりました。
2025年の目標
UZUiROは、「らしく、心地よく、着るたび好きになる」を提供する地域ブランドとして、さらなる飛躍を目指します。
以下が今年の主な目標です:
- メンズアイテムの展開
- メンズアイテムのラインナップを増やし、男性からいただいたたくさんのご意見を形にしていきます。男性ならではのこだわりの一着となったり、パートナーやご家族と楽しんでいただけたら、うれしいです♪当然これまでのレディスウェアも強化していきます!
- 遠方のお客様との直接接点
- ポップアップショップや特別イベントを通じ、全国のお客様とお会いできる機会を増やしたいです。オンラインショップやメッセージでたくさんやり取りさせていただいてますが、実際にお話したい!!これは去年にも掲げていた目標でしたが、名古屋のみとなったので、できれば全国各地で今後少しずつ機会を増やしたいと考えてます。
- 限定アイテムの積極的なリリース
- 作る楽しみを大切に、一着一着に想いを込めた限定数着といったアイテムをお届けします。
- 国内繊維業界への貢献
- 地域の繊維工場との連携を深め、微力ながらでも、縮小する国内の繊維産業に少しでもプラスとなれるよう、その価値をさらに高めるように頑張ります!
チームの力と地域の力
UZUiROのチームは、デザインから染色、縫製、配送まで一貫して取り組む、マルチなスキルを持ったメンバーで構成されています。部署間の垣根を越えた柔軟な体制で、
あるスタッフは、配送をしながら、縫製をしたり、
あるスタッフは、染色をしながらコンテンツ製作をしたり
あるスタッフは、デザインと生産管理を担ったりしています。
こんなふうに、実際の業務も横断して行ない、すべてのお客様に心のこもった一着をお届けしています。大手の会社とは違う、少数精鋭のスタッフで力を合わせ、お客様とブランドの距離を近くに感じてもらえるように取り組んでいきます。
一方で、残念ながら、取引先の繊維関連工場が昨年も数件廃業されました。地域の繊維工場は、年々縮小し、そのスピードは止まりません。UZUiROができることは、ほんの少しですが、「100年後も、この地域で面白い服作りができる環境を残したい」というスローガンのもと、地域工場とより密接な連携し、品質だけではなく“地域性の技術をいかした服作り”と”そのストーリー”を重視した服づくりを実現しています。
最後に
UZUiROは、これまでお客様からの声を力に成長してまいりました。2025年も皆様のライフスタイルに寄り添い、毎日を特別にするアイテムをお届けします。
「こんなのほしい」や「こんなことしてほしい」など、ご意見はいつでもお待ちしておりますので、お気軽にご連絡ください。今年もどうぞよろしくお願いいたします!